現在私は、栃木県で働く社会人の転職支援をしています。
その一方で、学習塾部門に途中3年くらい所属していたので、その経験から定期テストの対策教材を作っています。中間テストや期末テストの過去問を集めて、よく出る問題、何度も解いてほしい良い問題を中心に作成しています。
せっかくなので、全国どこでも公立中学校であれば大きく対策は変わらないと思いますので、私なりに勉強方法を紹介します。
あなたが中学1年生、2年生であれば参考にしてもらえるとうれしいです。
高校受験は先だけど点数は上げておきたいですよね。国語・英語・数学のように3年間で勉強する内容が繋がらないので、今のタイミングで勉強している範囲は基本的に再登場しません。理科や社会はひとつひとつの単元がバラバラなので、そこが対策しやすいところでもあるし、忘れやすいので注意が必要です。
理科のテスト勉強は2つのポイントがあります。
図を見て「あれね」
1つは図を見て「あー、あの問題ね!」と判断できることです。
理科の問題は一問一答でない限り、基本的には図と一緒に出題されます。イラストだったりグラフだったり、一覧表の場合もありますがこれらを見てから「えー、この問題なんだっけ?」ではかなり厳しい戦いですね。
まずは図を見て
「これは何についての問題なの?」
「ということはどういうことを聞かれるの?」
と連想できるようにしましょう。
下のテキストはこの連想をするのにちょうどいい問題集です。教科書レベルから高校入試の過去問まで混ざっているので、練習がしやすいと思います。
図でわかる中学理科 1分野[物理・化学]改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
図でわかる中学理科 2分野[生物・地学]改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
教科書をひたすら読むのはNG
もう1つは、教科書の書き方と出題形式がまったく違うことです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、理科は教科書を読み込んでも点数が取れない教科です。教科書では、キーワードのまとめもないですし、実験や観察の紹介ページも「結局どこが大事なの?」とさっぱりわかりません。ページをまたいで説明が書いてありますし、丁寧に写真やイラストを入れてくれているのですが、さらに教科書がグチャグチャになっている印象です。
他の教科では教科書をやればどうにかなりますが、理科や社会はまとめページやポイントをまとめている参考書があると安心です。書くことが好きならば自分ノートを作るのもいいですね。
参考書でアタマに入れてもいいですし、自分ノートを作ってもいいのですが、下の参考書はわかりやすくまとまっているのでオススメです。最初の2冊よりも解説が丁寧で、問題数は少ないです。
オススメのポイントは
・見開きで完結するので、ページをめくりながら読まなくていい
・「教科書の要点」は本当に教科書のキーワードをうまくまとめている
・「科学の目」のような脱線記事もあって興味を持ちやすい
ということで、個人的には気に入っています。
高校受験もこれと過去問だけでほぼ対応できます。
ぜひ中間テストや期末テストの対策にも考えてみてください。
理科が苦手であるほど「教科書とか学校のワークよりいいかも」となりますよ。