現在私は、栃木県で転職をサポートする立場で働いています。
転職を希望する社会人に対して情報提供したり、実際に転職活動のフォローをしたりするのが仕事です。受験でもこういう役割のサポートがあったら面白いかもしれませんね。その仕事をしながら、学習塾部門のテキスト作成も行っています。
主に、受験対策、中間テストや期末テスト対策ですが、今回は社会の定期テスト対策について私なりにまとめたいと思います。もしあなたが中学1年生、2年生で社会の点数を上げたい、苦手をどうにかしたいと考えているのであれば参考にしてもらえるとうれしいです。
社会の定期テストはバラバラ
各中学校の定期テストの過去問を見てみると、5教科のうち社会がもっともバラバラな印象です。
・地理と歴史が混ざったような問題
・写真やイラストばっかりの問題
・年表や一覧表があって「これは何の問題なの?」という問題
・会話形式で話が進んでいく問題
いろいろあるので、たぶん学校の先生のこだわりとかチカラ入れたいところが、なんとなくわかります。学校の先生も問題を作るのが楽しいんじゃないかな?と勝手に感じています。
つまり、一問一答のような方法で単語をアタマに叩き込んでも、実際のテストではちょっと役に立たないかもしれませんね。社会の問題の解き方は、言葉を聞かれて答えるっていうよりは、資料を見て思い出すってところでしょう。
この練習は学校ではまずやらないので、自分で勉強するのは大変です。
自分に合う参考書や問題集を使う
ここでは下の問題集をオススメします。参考書のようなまとめページも見やすいのですが、難易度がちょうどいいこと、いろんなパターンの問題が入っているので得点力は上がると思います。教科書を1回音読したらひたすら解いてみる、これだけでも多少は自信を持ってテストに臨めるようになります。
くわしい問題集歴史 中学1~3年 新装版 (中学くわしい問題集)
ある程度解けるようになったら「たった7日で総復習」のシリーズなどを使ってさらっと振り返るのがオススメです。注意しなければならないのは「たった7日で総復習」は本当に総復習にしか使えないので、社会がまったく苦手だったら手を出さない方がいいですね。
重要なキーワードが中心にまとまっていますので、ある程度アタマに入っている状態で「どんな感じだったか思い出してみよう」と使うのがいいでしょう。実際に定期テストや高校受験で出題される問題とは雰囲気が全然違うからです。
私が学習塾で教えていたときも、このテキストを使って教えることはありました。ただし1日の振り返りみたいな使い方限定です。この使い方なら非常に良いテキストですね。どうしたって時間が経つと忘れてしまいますので、下のような総復習テキストは早い段階で用意しておいてもいいと思います。
いろいろ書いてきましたが、理系の私でも社会を教えられるのは、これらの参考書のおかげです。
教科書を読んで、学校のワークをやって、さらに模試や定期テスト対策に参考書を準備するのであれば参考にしてみてください。