④偏差値45→50を狙う中学数学【合同の証明・相似の証明を極める】

私は学習塾で数学を専門に教えてきました。

その経験から、偏差値を5ずつ上げるテクニックを紹介します。生徒によって「どの単元が得意!」「どの単元が苦手…」とかあると思いますが、大きな傾向は一緒です。偏差値を5ずつ区切ります。偏差値35→40→45→50→55→60、と取り組む単元を絞って取り組むことが大切ですね。

 

合格に向けて目標は細かく分けて、1段ずつ達成しましょう。あなたが中学3年生の受験生で、数学の点数や偏差値を伸ばしたいと考えているのであれば、参考にしてもらえるとうれしいです。

 

今回から図形です。

中学2年生から登場する証明は「やってみたら意外と面白い!」と言う生徒と「全然つまんない…」のように、数学嫌いが加速する生徒と、どちらかに別れる印象がありますね。計算はほとんど必要なく、文章を考えて書くので、国語が得意な方が有利とは言われますね。

 

私が見る限り「連想する力」これができれば、偏差値50は一気に見えます。

「合同条件がそろいそうだけど1つ足りない…」

「あと1つ角度が同じなら相似なのに…」

いつもこんな感じで悩んでいるなら

「こんな図形ではこんな性質を連想する!」この連想パターンをマスターしましょう。連想さえできれば、書き方は決まっています。書き方もパターンに当てはめて考えればOKです。

 

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★鉄則1

 

文章の中から

①決めごと

②キーワード に注目

→この文章にアンダーラインを引く

 

★鉄則2

 

図形の性質を連想する

→結論の三角形を抜き出す

→アンダーラインを抜き出す

→図形の性質を当てはめる

 

どういうことなのか、実際に過去問を解いてみましょう。

 

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解き方が見つかったら、正確に解答を書きましょう。

 

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★合同の証明・相似の証明のポイントあれこれです。

 

1 問題文には「決めごと」と「キーワード」しか書いてない

図形の問題文に書いてあることは、この2つだけ!

・決めごと     →そのまま合同条件、相似条件に使える。

・キーワード →その図形ならではの性質を連想する。

 

2 図形の性質は、問題の図にどんどん書きたす!

どの長さが等しいのか、どの角度が等しいのか、いつも同じ記号を使って、パパッと書こう。

 

3 「二等辺三角形」というキーワードがあったら

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4 「正三角形」というキーワードがあったら

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5 「平行四辺形」というキーワードがあったら

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6 「ひし形」「長方形」「正方形」というキーワードがあったら

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どの性質も大切だけど、高校受験生でも

「あれ?ひし形の性質って何?」

「平行四辺形と何が違うんだっけ?」となりやすいです。

言葉で覚えるのではなく、上の図のようにイメージで覚えましょう。