栃木県のキャリアコンサルタント、吉田です。よく知られた子育て方法ですが、プレゼン学習法はとても効果が高いと感じています。これは学習スキルと言えるようなものではなく、日々の過ごし方の工夫なので、参考書もいらず、とても紹介しやすいのが気に入ってます。学習塾では、私も何度となく保護者面談の場でアドバイスしていました。
プレゼン学習法は、細かい分類はあるでしょうが、私は「自分が教わってきたことを自分なりに発表する」と解釈しています。
これを素直で無邪気な幼稚園の頃から、できれば話せるようになる前からやっておくと、小学校卒業するまでは抵抗することなくやってくれるでしょう。
「今日は何やったの?」と聞いて、親は生徒役に徹する、これだけです。
・とにかく邪魔しない
・子どものペースに付き合う
・どんどん調子に乗るように聞いてあげる
邪魔をしないことが一番歯がゆいかもしれません。
「へぇ」って感心したり
「質問いいですかー?」って聞いたり
「もっと教えてくださーい!」と聞きまくります。
カミさんはリビングでイスの上に立たせて発表させて、私はお風呂の中で聞くことが多い気がします。とにかく
「子どもが気持ちよくのびのびと発表する」
この習慣ができると、幼稚園や小学校での様子が手に取るようにわかります。
誰と比べるでもなく、わかんないところを突っつくでもなく「毎日楽しく学校に行く」これだけで親の気苦労の半分以上がカスミのように消えると思います。ホントは学習塾でも、半分以上の時間をこういったアウトプットに費やしたいものです。
「わかった?」
「うん」
だけではなくて、何がわかったか説明をさせる塾講師はアウトプットの重要性を理解していると思います。
・自分で理解する
・他人に自分の言葉で伝える
・工夫する
これができる教育は、キャリア形成に繋がります。