どうやってモチベーションを維持するか【宇東附中】受験体験記

栃木県での中学受験に関するブログです。長女の宇都宮東中受験に関する体験記ではありますが、学習塾教室長と父親という2つの立場から見て書いています。何かしら参考にしてくれたら幸いです。


実際、長丁場です。ほぼ本人なりの努力で合格まで突き進んだのですが、いろいろ苦労もありました。もっと早くから学習塾で情報収集や対策をしていれば、もう少し計画的に近道できたことでしょう。

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もっとも苦戦したのは、適性検査対策と面接対策ですね。難易度が高いというより「どこまで頑張ればいいの?」という手探り感がずっとつきまとう感じです。

栃木県では適性検査の難易度が、年度によって大きくアップダウンします。他の都道府県もそうかもしれません。学習塾の情報では、カンタンすぎて1問も落とせない年度もあれば、合格者の平均点が50点前後、という年度もあるそうです。ちなみに長女のときは後者でした。

 

受験生によって、難易度が高い方が有利、低い方が有利、があると思います。

過去問を解いていて、難易度が低いのに取れるはずの点数が取れない…っていうことはあると思います。こういうときは、とにかく「カンタンな問題を落とさない!」をテーマにすると良いでしょう。

難易度が高いとやりにくいのであれば「難しい問題は誰にとっても難しい…」と割り切ったり「確実に解ける問題に時間を使う」といった練習が必要でしょう。

そんな手探り感が何ヵ月も続くので、合格可能性を上げられるかどうかのポイントは、モチベーションの維持ですね。

 

12歳、小学6年生で、ある程度のモチベーションを維持するのは難しいかもしれません。同じ学校を受験する同級生が近くにいればいいのですが、それはそれで受験本番に近づいてくるとライバルとなります。

ときどき何かのついでに一緒に神社にお参りしたり、それこそ

「何のために行きたいのか?」

「何のために頑張っているのか?」

を何気ない会話の中で再確認させたり、図書館に通うのをルーチンワークにして、高校受験生や大学受験生、社会人と同じ環境で自習させたり、と振り替えればいろいろやりました。


親としては、モチベーションを「動機付け」と訳す意味がやっと実感できた気がします。モチベーションって「ある」とか「ない」とかではなく、本人に働き続ける刺激が必要です。「意欲」みたいなふんわりした気合い言葉ではなく、先に行動ですね。

具体的な行動を通じて、心に火を灯し続けることが大切です。