栃木県の中学受験に関するブログです。
公立中高一貫校の受験対策ですが、今回は作文の書き方がテーマです。公立中高一貫校を受験するのであれば「読解力」と「表現力」が欠かせません。適性検査対策にも作文対策にも必要な力です。
もちろん過去問や問題集は活用するのですが、できれば過去問に挑戦する前の段階から基本的な力があるといいですね。学校の宿題などでやるだけでなく
・いかに書く習慣をつけておくか
・いかに書くことを強みにできるか
が勝負どころです。
小学校低学年の頃には、ひとりで手紙を書けると安心です。楽しく書けるとさらに安心です。周りの誰かに向けて、それなりに相応しい手紙を書けるようにしたいところです。
誕生日、イベント、季節の挨拶、などたくさんのチャンスを活かすのが王道ですね。
・友達に誕生日メッセージを書く
・敬老の日に手紙を書く
・サンタクロースにリクエストする
・年賀状を書く
あたりは書きやすい代表です。
そのあたりは、カミさんがフツーの感覚でやっていたことが実を結んでいた気がします。電話やラインなんかで終わらせないで、必ずひと手間かけることが、お子様の成長につながります。
・家族専用の新聞を書く
・4コママンガを書く
・紙芝居を作る
・お礼の手紙を書く
などもできるといいですね。
さらに学校でやったことを家でもやってみる、という流れができると、アウトプットのチャンスはどんどんできます。
予定がない夕方などは、あまり受験など考えすぎずに「今日はどんなことやってきたの?」と聞いて、どんどんリビングで発表させることを意識するとアウトプットに抵抗がなくなります。
ちょっと話がずれますが、我が家では、小1の長男が夕食に目もくれずに工作を黙々と作っていることがあります。もちろん、宿題や明日の用意もそっちのけです。
一応「ご飯だよ」とは声をかけます。が、耳にも入らずどうしようかな…というときはあります。今のところは、できないところを一緒に作ってあげたりしますが、あまりカミさんはいい顔しません。
夢中になっている時間は貴重です。「夢中になれ!」とは周りから言えないですし、夢中になろうと思って夢中になるものではないので、個人的には何よりも大切にしたいところです。当然、ちゃんとやることやってほしいのも多々ありますが…
多くのお父さん、お母さんが同じような経験があるかもしれませんが、子育ての難しいのはバランスとればいいってもんじゃない、というところですね。バランスというより舵取りに近い感覚です。私もまだまだ修行中ですが、いかに自然にペンを持たせるか、親子ゲンカせずに手紙を完成させるのか、別に受験なんか考えなくても日々戦いです。