予想問題を作ってみよう【真剣にテスト勉強するコツ】

テスト勉強や受験勉強をするときに、真剣に取り組むためのコツを紹介したいと思います。ちょっとだけ手間がかかりますが、確実に頑張れる方法です。

ちょうど今は、学習塾部門のテキストを作成しています。来年度の中学生に向けて、定期テスト対策になるような内容ですが、そのために近隣の全学校の過去問に目を通します。きれいに解答まで一緒に持って来てくれる生徒には本当に感謝です。

 

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学校のテストは、仕事と違って予想がしやすいのがラクですね。そもそも試験範囲が決まっていて、だいたい先生がどんな問題をどれくらい出してくるのか、予想問題までいかなくても見当くらいはつきます。

 

過去問もそんな使い方が理想です。学校の先生が、どんな問題を出したいのか、どんな問題を良問と考えているのか、把握できると対策がしやすいです。配布したプリントから出題する先生も多いですね。ワンパターンだと手抜きじゃないかって感じることもありますが、基本的に「選択と集中」を生徒に叩き込むには良い方法です。

 

ここから本題ですが、真剣にテスト勉強や受験勉強をしようと思ったら、自分なりの予想問題を作ってみることをオススメします。別にちゃんとしたプリントにしたり、きれいに仕上げる必要はまったくありません。

 

自分で予想問題を作るメリット、というよりは目的に近いですが

・やることを絞れる

・そもそも自分が出ると思っているので、本気で勉強しようと思う

があります。よって、予想問題は生徒ひとりひとりが作るのが本来は理想ですね。学習塾とか友達どうしであれば、それぞれが作った予想問題を交換して解いてみる、とか面白そうです。

しかし、作るためには過去問の分析からはじめる必要があります。しかも、いくつかの学校の過去問どうしを比較して作った方が、より良い予想問題ができますが、そんなことまで個人でやるのは非現実的です。私の仕事はそんな予想問題にすることです。

 

現在作成中のテキストは、各中学校の良問を集めて、定期テストと同じような構成にまとめています。一通り5教科を解くと、リハーサルのようになるので

「今、本番を受けたらこのくらい」

と現状を詳しく分析できます。多くの学習塾では、過去問をもとに対策をしてくれます。もし、今から通うことを検討しているのであれば、そのスタイルが生徒本人にフィットしそうかどうか確認が必要ですね。学習塾に頼らないのであれば、手間がかかりますが「自分だったらこの問題を出すね」と予想しながら勉強してみましょう。

 
ガムシャラにやることも時には必要ですが、部活や遊びに忙しいなら「選択と集中」です。これが教えられる学習塾、講師は優秀です。

 

参考にしていただけると幸いです。