高校受験を迎える中学生に向けて、アドバイスを書いています。私は学習塾教室長として日々生徒と接していますが「数学という教科がかわいそうになるくらい」数学は人気がないです。残念です。
高校受験でも大学受験でも「数学ができるかどうか」それだけで理系か文系か決めちゃっている現実もあります。これはこれで問題ですが、数学が5教科のなかでも進路を決めるポイントになってしまっています。
みなさんは数学好きですか?
みなさんがもし
「数学なんてイヤだなー」
「数学が面白いなんて気持ち悪い!」
とか毎日考えてるなら、なんで嫌いなのか考えてみましょう!
①先生が嫌い?
「学校の先生が嫌いだから」
だったり
「先生が何言ってんのかわかんない」
みたいな理由だったらホントにもったいない!
子どもだけじゃなくて大人だって「どうしても好きな人」「どうしても嫌いな人」っています。好きな人はいいとして、嫌いな人のせいで自分の人生で損するのはイヤじゃないですか?
「あの人嫌いだなー」
なんて思っていると、その人の何を見ても
「あーやっぱり嫌いだなー」
とまた確認しちゃいます。最終手段は、先生を見なくていいので教科書を読みましょう。とにかく自分が損しないことが大事です。
②数学は点数が悪くて嫌い?
大人になるとちょっと変わってきますが、小中学生のうちはどうしても
・好きな教科=点数がいい教科
・嫌いな教科=点数が悪い教科
となりやすいので、とにかく点数を上げましょう。
嫌いだから勉強したくない!という気持ちもわかりますが、頑張って順番を変えてみることが大事です。気持ちの問題なので難しいですが、自分の「数学は嫌い」を1回忘れてみるということですね。
最初から「数学どうせわかんないし・・・」なんて思っていると、ちょっと新しい問題を見るだけで「ほら、数学わかんねー」ってまた確認しちゃいます。
やればできるかも!!
そんな自分勝手な思い込みからはじめましょう。
ついでに点数を上げるコツも教えちゃいます。
「カンタンな問題を落とさない」
どんなテストや模試でも、カンタンな問題と難しい問題が混ざっています。難しい問題に手が出ないことは脇に置いておきます。とにかくポカしないでカンタンな問題を確実に得点する、これに尽きますね。
運動部だろうが文化部だろうが、何に取り組んでいても一緒です。ミスするはずがないところでミスすると、なかなか自信が持てませんし安定した実力になりません。
このときに、少し難しいことに挑戦したり
「あの人はこんなことまでできるのに、なんで私はここまでしかできないんだろう」
とか考えて手を広げちゃうと、ちゃんとできることが増えないですね。
参考書も必要最低限、ガマンしてできることをひとつずつ増やしましょう。
「カンタンな問題を落とさない」
これだけ!