主に高校受験を控えた中3生を対象に、入試対策のコツやその先の勉強や仕事につながるようなアドバイスを書いています。参考にしてもらえるとうれしいです。
私はキャリアコンサルタントとして、現在働いている社会人と面談を行いながら、次のステップに進むためのサポートをしています。誰だって、働きはじめてからもずっとずっと勉強して成長しなければならないのですが、受験勉強と重なる内容として「計画」「書くスピード」についてまとめたいと思います。
日本全国で取り組んでいる政策のひとつに「働き方改革」があります。
乱暴に言ってしまうと、労働時間を短くすることなのですが
「働きたくないから短くする改革」
「働かない改革」
ではないことが注意点ですね。
今以上の成果を今よりも短い時間で出しましょう!ということです。
そのために、全国の会社がどうやって実現しよう、と考えまくっています。ただ単に働く時間が短くなるだけだったら、売上が落ちて給料も減ってしまいますからね。今までの仕事の仕方を振り返って
「別にやらなくてもいい仕事があるんじゃないかな」
「仕事のやり直しとか、2人で同じ仕事をやってないかな」
「誰かだけが忙しくて、ちゃんと仕事ができてないんじゃないかな」
こうやって、仕事の仕方を変えているところです。
大人だって苦労しているんだから、子どもだって大変ですね。
「やらなくていい勉強まで時間かけてやっている」
「1回勉強したことを忘れて、また同じ勉強している」
「疲れて集中できないときに宿題をやっている」
こんなことないですか?
勉強したくてドンドン前に進むときには、ドンドン進んだ方がいいです。中途半端で終わらせないで「今日はここまで頑張る」と決めたら、そこまでは進んだ方がいいです。
ただし、仕事の仕方と同じように勉強の仕方も考えないと苦労しちゃいます。どうせなら近道で点数を上げたいですよね。
ぜひ1週間と1年間の勉強計画を作成して塾の先生などに見てもらうといいでしょう。別に家族でも構いません。大切なのは、実現できる計画で「これなら頑張れる!」と納得することです。
もっと詳しいことは別のブログで書いていますが、中3生であれば
・夏休みで中1〜中2の理科社会を完成させる
・10月までに国語と英語の過去問に挑戦する
・10月までに中3数学の教科書範囲は理解する
くらいの計画が理想です。
私は、同じ会社で学習塾教室長としても働いていましたが、このペースで計画できれば北関東のほとんどの県立高校に入れるでしょう。苦戦する生徒を見ているといくつか共通点があります。
・中1〜中2の理科社会を直前期に復習している
・国語と英語の出題形式に慣れていない
・数学は最後の最後まで重要単元が続くので、演習時間が足りない
さらに
・受験までの計画がない
・書くのが遅い
も厳しいですね。
学習塾やプロ家庭教師の指導を受けるのであれば、受験当日までの流れをつくってくれるのでおそらく大丈夫でしょう。もし中学校の勉強だけで受験対策するつもりだったり、ネットを使って勉強しているのであれば最後の2つ
・計画
・書くスピード
は近くの相談できる人に確認してもらってくださいね。
この2つは「受験勉強の仕方改革」つまり、同じ時間でできるだけ点数を伸ばすためには絶対に必要です。細かい勉強方法も大切ですが、ここではその土台となる部分についてまとめました。
近道で点数を上げましょう!